コロナ禍での卒業式

娘たちの卒業式が無事に執り行われました。

生徒1名につき保護者1名は、式に参加でき、

また、クラス別のロングホームルームは、

教室の中には入れませんが、

隣の教室で、リモート参加するというものでした!

涙の一日でした。。。

少人数の女子中学なので、

学年全員が友人で、先生も持ち上がりが多く、

保護者同士もほとんどが顔見知りということもあり、

子供たちは泣いたり、笑ったり、素直に感情を爆発させていました。

そんな姿に親も泣いたり、笑ったり、大忙しの一日でした。

小学校卒業のタイミングで引っ越したので、

地元の公立中学校、中高一貫の公立中学校、私立女子中学校の三択があり、

その中で選んだ学校でした。

引越しが決まった時点では、中高一貫の公立中学校がいいと思い、

塾もそのコースで通っていましたが、

途中で変更してしまいました。

そのことが、よかったのか、悪かったのか、

親としては、ずっと引っかかっていました。

ロングホームルームの最後に、生徒一人一人が、

教室のみんな、担任の先生、保護者へとあいさつをしていきます。

保護者は隣の教室にいるので、

カメラに向かって話します。

面と向かって言わないのがよかったのか、

みんな、泣きながらではありましたが、

しっかりと自分なりに思いを伝えてました。

次女から泣きじゃくりながら、

「お母さんとケンカしたら、

お母さんはいつも、福岡に連れてきてごめんねって言ってたけど、

福岡に連れてきてくれて、ありがとう」

って言ってくれたときは、こちらの方が号泣してしまいました。

三女はポーカーフェイスで、

「いつも塾の送り迎えやお弁当をありがとう。

これからもよろしくお願いします。」

とそっけなく言ってましたが、

それが泣かないための精一杯の言葉なんだということが、

わかってしまうので、これも泣けてしまいました。。。

胸のつかえが少しおりました。

私立女子校ってどうなのかなと心配していましたが、

友人、先生、部活のコーチに恵まれ、

とても楽しい三年間だったみたいです。

式の最後に校長先生から、

「この学年は修学旅行をはじめ、体育祭、文化祭、ふれあい合宿などの

行事を2年間ほぼほぼできませんでした。

こんなことは前代未聞です。

また、分散登校、オンライン授業、これまでと異なる学習環境の中で、

よく頑張って、勉学に励んでくれました。

なので、コロナが落ち着き、なおかつ、私がまだ校長を務めていたならば、

この学年だけの同窓会を開きたいと思います!」

とのサプライズもいただきました。

こんなに全員が別れを惜しむ卒業式ってあるんですね。。。

終わり良ければ総て良し!

また、新しい生活も頑張って参りましょう!!!

<卒業おめでとう!>