データベース機能~補足~【フラッシュフィルの利用】

【フラッシュフィル】とは、入力済のデータをもとにして、

Excelが入力パターンを読み取り、

まだ入力されていない残りのセルに、

入力パターンに合わせてデータを自動で入力してくれる機能です。

たとえば、取扱中古車一覧表があったとして、

B列:№、C列:生産国、Ⅾ列:メーカー名、E列:車種名、F列:年式が入力されていたとします。

65行もあります!

G列に管理名として、

【「メーカー名」🔲(全角空白)「車種名」🔲(全角空白)「年式」(生産国)】

の形で入力したいです。

65件一つ一つ入力するのは大変です。。。

そういった時には、この【フラッシュフィル】を使ってみましょう!

例:【B4:1、c4:日本、D4:サバナ、E4:カルロ、F4:1990】と入力されている場合

①G4に【サバナ🔲カルロ🔲1990(日本)】と入力します。

➁G4をクリックします。

③《データ》タブを選択します。

④<データツール>グループの

「フラッシュフィル(セルに雷がついてるようなマークです)」をクリックします。

⑤G列に同じパターンでデータが自動で入力されました!

→ステータスバーにフラッシュフィルで入力されたセルの数が表示されます!

授業では、教室のスクリーンに、先生のExcelの画面が投影されています。

フラッシュフィルを使用して、G列が一斉に自動入力されたとき、

これまでにない歓声があがり、

「すごく便利!」「これ知ってたら、あんなに残業しなくてよかったのに~!」などと、

教室はExcelが始まって以来の賑わいでした。

「これは本当使えますからね~

ただ、注意点があるから十分気をつけてくださいね~

守らないとできませんからね~」

と注意された点は以下の通りです。

①列のデータは同じ規則で入力されている必要があります。

→例えば、年式の列「F列」の数値が半角と全角が混在していたりして、

同じ規則性で入力されているとExcelが判断できない場合は使えません。

➁表に隣接する列で操作する必要があります。

→フラッシュフィルは離れた列で実行することができません。

必ず、表に隣接する列で操作します。

③1列ずつ操作する必要があります。

→複数の列のセルを選択してフラッシュフィルを実行することはできません。

必ず、1列ずつ操作します。

以上を注意すればうまくいくそうです。

失敗する場合は、大抵「規則性」で引っかかっていることが多いそうです。

自動がうまくいくもいかないのも、原因は最初の手動入力だそうです。

気をつけます!

<散歩日記>

クリスマスがやってきます。