VLOOKUP(ブイ・ルックアップ)関数

「Excel応用でぜひ覚えてほしい!№1!」

と先生が力説されたのが【VLOOKUP関数】です。

【VLOOKUP関数】とは、

指定された範囲の1列目で特定のデータを検索し、

(→1列目なので、要は縦方向に検索をかけます)

特定のデータに対応する値を取り出す関数です。

たとえば、商品番号から商品名や商品単価を取り出したり、

顧客名から連絡先を取り出したりするときなどに使う、

ビジネスには必須の関数らしいです。

【VLOOKUP関数】の書式は以下の通りです。

《=VLOOKUP(検索値、範囲、列番号、検索の型》

引数が4つもあるんですね。。。

・検索値:検索をかけたい特定のデータを指定します。

(→値やセルを指定します→”この基準で探す!”という意味です。)

・範囲:検索をかけたい特定のデータを含んでいる表を指定します。

・列番号:<範囲>である表の中で、取り出したい値を含んでいる列が、左端から何番目かを指定します。

・検索の型:検索値と完全に一致する値だけを検索するのか、

その近似値を含めて検索するかを指定します。

(→完全に一致する値だけを検索する場合は、「FALSE」もしくは「0」を入力します。

→近似値を含めて検索する場合は、「TRUE」もしくは「1」を入力します。)

【VLOOKUP関数】では、完全に一致する値を探すことが多いので、

「FALSE」をまず覚えておきます。

例:ケーキ屋さんの<商品一覧表>と<売上一覧表>があります。

<商品一覧表>はB15からD22のセル範囲で、次のように入力されています。

・商品番号:B15からB22までに4桁の商品番号が入力されています。(例:B15にC001、B16にC002・・・)

・商品名:C15からC22までに商品名が入力されています。(例:C15にショートケーキ、C16にモンブラン・・・)

・単価:D15からD22までに単価が入力されています。(例:D15に350、D16に400・・・)

つまり、<商品一覧表>は、1行ごとに、8種類のケーキの情報が、

商品番号、商品名、単価と入力されているのです。

この<商品一覧表>をもとに<売上一覧表>を作成していきます。

<売上一覧表>は本日の売り上げが、次のように入力されています。

・商品番号:B6からB11まで(→本日は6種類のケーキが売れました!)

・商品名:C6からC11まで、まだ何も入力されません。

C6に入る商品名を【VLOOKUP関数】を使用して求めましょう。

①C6のセルを選択します。

➁4つの引数は以下の通りです。

・検索値:B6(→B6に入力されている商品番号から商品名を探したいので)

・範囲:B15:D22(→商品一覧表のセル範囲です)

・列番号:2(→商品一覧表のなかで、商品名が入力されているc列は、左端から2番目なので)

・検索の型:0(完全に一致する値を探したいので)

この4つの引数を使用して、

《=VLOOKUP(B6,B15:D22,2,0)》と入力して、Enterキーを押します。

③C6のセルに商品名が表示されました!

これは、何回もやらないと覚えられないです。。。

頑張りましょう!

<わが家の水仙>