『CHOOSE』は『選ぶ』という意味です。
【CHOOSE関数】は、インデックスに指定された数値に応じて、引数の値の中から特定の値を返す関数です。
書式は以下の通りです。
《=CHOOSE(インデックス,値1,値2,・・・)》
「引数」は「インデックス」と「値」です。
インデックス:何番目の値を取り出すかを「数値」または「数値が入ったセル参照」で指定します。
値:返す値の候補となる「数値」、「文字列」、「セル参照」などを指定します。
→「値1」はインデックスの数値が「1」の場合の「数値」、「文字列」、「セル参照」などです。
「値2」はインデックスの数値が「2」の場合の「数値」、「文字列」、「セル参照」などです。
例:年末調整もはじまるので、社員名簿を雇用形態が文字で表示されている表にしておきましょう。
A列:氏名が入力されています。
B列:連絡先が入力されています。
C列:年齢が入力されています。
D列:雇用形態がコードで入力されています。
E列に雇用形態を表示させておきたいです!
入力は4行目から入力されています。
→雇用形態はコード別で分類されてます。
1:正社員
2:契約社員
3:アルバイト
E列にコードに対応する雇用形態を表示させましょう!
入力手順は以下の通りです。
①E4のセルを選択します。
➁【=CHOOSE(D4,”正社員”,”契約社員”,”アルバイト”)】と関数を入力します。
→D4のセルに入力されている数値が
「1」だったら「正社員」
「2」だったら「契約社員」
「3」だったら「アルバイト」と表示されます。
③E4の入力が終了したらオートフィルしておきましょう。
このように、【CHOOSE関数】では、
最初の引数の「インデックス」に「2」と指定すれば、
2番目の値である「値2」を返してくれます。
「値」は254個まで指定できるそうです。
「4個くらいまでだったらCHOOSE関数で大丈夫ですが、
あまりにも多くなるとミスしないように、表を作ったほうがいいですよ~
表を作ったら、VLOOKUP関数を使ったほうが速いでしょうね~」との先生からのワンポイントアドバイス。
表を作る手間が省けるのがCHOOSE関数の良いところの一つだそうです。
入力の際の注意点としては、
「値」を「文字列」で入力する場合は
必ず、「ダブルクォーテーション」(””)で文字列を囲むことを忘れないようにします。
「””」は<半角英数で入力>ですが、文字列は<かな入力>です。
なので、そういった場合は「関数の挿入」(fx)ボタンを活用しましょう。
「関数の挿入」ボタンからいくと文字列には自動で「””」が付きます。
入力手順の➁のところが変更です。
➁【=CHOOSE(】まで入力したら、(fx)ボタンを押します。
→「関数の引数」のダイアログボックスが出てきます。
→「インデックス」にD4を入力し、<Tabキー>を押すと、「値1」に行きます
→「正社員」と入力し、<Tabキー>を押すと「””」が自動で入ります!!!
知ってると色々便利なものがたくさんありますね。。。
<散歩日記>
霜の季節です。