【AVERAGEIF関数】とは、指定されたセル範囲の中から、
検索する条件と一致するデータを検索し、
平均範囲内の対応するセルの値の平均値を求める関数です。
書式は以下の通りです。
《=AVERAGEIF(範囲、検索条件、平均対象範囲)》
引数は3つです。
・範囲:検索するデータが含まれるセル範囲を指定します。
・検索条件:平均値を求めるセルを特定するための検索条件を
「数値」「セル参照」「数式」「文字列」で指定します。
→「数式」「文字列」で指定する場合は「ダブルクォーテーション(””)」で囲むことを忘れずに!
・平均対象範囲:平均値を求める数値が入力されているセル範囲を指定します。
例:とあるスポーツクラブのとあるインストレクターが担当する会員さんは
初級クラス、中級クラス、上級クラスの3教室に分かれています。
それぞれのクラスごとに会員さんの平均年齢を求めたいです。
会員名簿が5行目から20行目まで、次のように入力されています。
A列:会員番号
B列:会員氏名
C列:クラス名
D列:年齢
初級クラスの会員さんの平均年齢を求めたい場合は、
《=AVERAGEIF($C$5:$C$20,”初級”,$D$5$D$20)》と入力します。
中級クラスの会員さんの平均年齢を求めたい場合は、
《=AVERAGEIF($C$5:$C$20,”中級”,$D$5$D$20)》と入力します。
上級クラスの会員さんの平均年齢を求めたい場合は、
《=AVERAGEIF($C$5:$C$20,”上級”,$D$5$D$20)》と入力します。
授業でやるのはここまでです。
Excel応用の授業は、その表を作成するための仕事のスキルを学ぶ場なので。
その表をなんのために作るのか、その表を使って何ができるのか、という視点の勉強はしません。
実際の仕事の場面では、初級クラスを中級クラスに誘導した方が経営効率がよいのか、
それよりも、初級クラスの会員を増やしたほうがよいのか、
なにが課題なのかによって、表の項目が追加されたりするのでしょう。
たとえば、クラス別の継続年数の比較やクラス別の出席率とかが追加されるかもしれません。
今は、そういった分析をするための入り口の勉強です。
英語のアルファベットを覚えるようなものです。
関数は授業では60個くらいする予定だそうです。
まだまだ入り口付近ですね。。。
入り口で迷わないようにしたいです。
<散歩日記>
裏山のきんかん。
一部を甘露煮にしようかな。。。