REPT関数

【REPT関数】とは、

文字列を指定された回数だけ繰り返して表示する関数です。

「REPEAT(リピート、繰り返すこと)」の「REPT」です。

書式は以下の通りです。

【=REPT(文字列、繰り返し回数)】

引数は2つです。

・文字列:繰り返し表示したい文字列を指定します。

→「文字列」ですので、「ダブルクォーテーション(“”)」で囲みます!

・繰り返し回数:「文字列」を繰り返す回数を指定します。

→「数値」「数式」「セル参照」で指定します。

「繰り返し回数」に「2.6」のような小数が指定された場合は、

小数点以下の値は切り捨てられますので、

繰り返し回数は「2」回です。

「2.6」でも、繰り返し回数を「3」回にしたい場合は、

【ROUND関数】を使いましょう。

【REPT関数】は、

”わざわざグラフ作成しなくてもよいのだが、値の傾向は把握したい”

といったケースに使用されることが多いそうです。

【REPT関数】を利用して簡易的なグラフが作成できるのです。

例:お弁当屋さんの商品別売上数表を使用して簡易的なグラフを表示させたい場合

次のようにデータが3行目から入力されています。

A列:商品名

B列:売上数

C列:売上数の傾向を簡易的に表示したいです。

→文字列「★」の数によって売上数の傾向は把握できるような簡易的なグラフを作成してみましょう!

売上数を「★」で表示する手順は以下の通りです。

(お弁当の売上数10個ごとに「★」が一つ表示されます)

①C3のセルを選択します。

➁【=REPT(“★”,$B3/10)】

③B3のセルには55と数値が入力されていたので、

「★★★★★」のように、

「★」が5個、C3のセルに表示されました。

→55を四捨五入して「★」を6個にしたい場合は

「繰り返し回数」に【ROUND関数】を使用して

【=REPT(“★”,ROUND($B3/10,0))】と入力します。

「★★★★★★」と「★」が6個表示されました!

この関数とは、早く友達になりたいです。

<散歩日記>