TIMEVALUE関数

【TIMEVALUE関数】とは、

文字列で表された時刻をシリアル値で返す関数です。

書式は以下の通りです。

【=TIMEVALUE(時刻文字列)】

引数は1つです。

「時刻文字列」:時刻とみなせる値(文字列)

セル参照で指定したり、時刻文字列を直接入力します。

時刻文字列を直接入力する場合は、

必ず「ダブルクォーテーション(“”)」で囲みます。

例:A1のセルに【=TIMEVALUE(“11時30分”)】と入力

A2のセルに【=TIMEVALUE(“11:30”)】と入力します。

A1、A2のセルともに「0.479167」という同じシリアル値が表示されます。

時刻文字列からシリアル値に変換することによって、

関数のなかで、時間が使えるようになるのです。

【DATEVALUE関数】と同じ使い方です。

裏をかえすと、

関数のなかで時間を使いたいときは、

この【TIMEVALUE関数】が使われるのです。

ちなみに、シリアル値で表示された「値」を

時刻として表示させたい場合は、

《ホーム》タブの

<数値>グループにある「数値の書式」ボックスの下向き▼をクリックし、

[時刻]を選択すると「11:30:00」と表示されます。

または[その他の表示形式]を選択すると

(セルの書式設定ダイアログボックス)が出てくるので、

「表示形式」タブの《分類》で<時刻>を選択すれば、

様々な種類のなかから、時刻の表示形式が選択できます。

この(セルの書式設定ダイアログボックス)には、

セルに設定できる表示形式があらかじめ色々用意されています。

用意されている表示形式以外に設定したい場合は、

「表示形式」タブの《分類》で<ユーザー定義>を選択して、

「種類」のボックスに表示形式を手入力します。

入力すると、「種類」の上に「サンプル」が表示されるので、

そこで確認ができます。

ユーザー定義で設定できる値の表示形式には、

次のようなものがあります。

「yyyy」西暦を4桁表示(例:2022)

「yy」西暦を2桁表示(例:22)

「ggg」元号を漢字でフル表示(例:令和)

「gg」元号を漢字1文字で表示(例:令)

「g」元号をアルファベット1文字で表示(例:R)

→「g」はユーザー定義では「元号」を表すため、

重さの「g」として表示させたい場合は、

「種類」のボックスに入力する際には「”g”」のようにダブルクォーテーションで囲みます。

「aaaa」曜日をフルに表示(例:月曜日)

「aaa」曜日を1文字で表示(例:月)

いろいろあるのでサンプルを表示させながら、

試してみましょう!

<散歩日記>