複雑な条件を使用した抽出~その2~

抽出結果を同じシートではなくて、

異なるシートに表示させることもできます。

この場合は、抽出結果を表示させるシートに検索条件を作成します。

手順は以下の通りです。

①リストの列見出しをコピーして、表示させたいシート上に貼り付けします。

➁検索条件を入力します。

③検索条件を作成した表内1ヶ所をアクティブセルにします。

④《データ》タブの<並べ替えとフィルター>グループ

「詳細設定」をクリックします。

⑤「フィルターオプション設定」のダイアログボックスが表示されます。

⑥(抽出先)で「指定した範囲」にチェックします。

⑦(リスト範囲)でリスト全体を範囲選択します。

⑧(検索条件範囲)で条件を入力したセル範囲を指定します。

⑨(抽出範囲)で表示させたいセル範囲の先頭のセルを1つだけ指定します。

⑩「OK」をクリックすると、抽出結果が表示されます。

「抽出」の作業では、注意点がいくつかあります。

・「フィルターオプション設定」のダイアログボックスを入力する際は、

タブキーを使っていきましょう。

また、(リスト範囲)や(検索条件範囲)を入力する際には、

「列見出し」を必ず入れます!!!

・条件の入力で比較演算子を使用する場合は、

比較演算子から先に入力します!!!

→例:「5000以上」は「>=5000」と入力します。

・文字列の検索条件を指定する場合は、

頭に「=」を入力し、「””」(ダブルクォーテーション)で囲みます。

→例:「日本で始まる文字列」は「=”=日本*”」と入力します。

ただ、Excelは前方一致なので、「日本」とだけ入力しても大丈夫です。

「日本で終わる文字列」は「=”=*日本”」と入力します。

「日本を含む文字列」は「=”=*日本*”」と入力します。

「日本を含まない文字列」は「=”<>*日本*”」と入力します。

「空白」は「=”=”」もしくは「=”<>*”」と入力します。

ちょっとややこしいですが、しっかりとマスターしたいです。

Excelの授業も終わりが近づいてきました。

先生の最近の口癖は、

「未来の自分へのメッセージを残しましょうね~」

要は、テキストにメモをちゃんと取りましょう!

後で見返しても分かるように、しっかりと自分の言葉で書いていきましょう!

ということです。

確かに、自分なりに咀嚼して記録すると忘れないし、

忘れていても、すぐに思い出せます。

頭も手も動かしていきましょう!

<雨のため散歩中止>