COUNTIF関数

【COUNTIF関数】は、選択した範囲の中で、「検索条件」に当てはまるセルの個数を数える関数です。

個数を数える関数は、これまでに以下の2つ学習しました。

・【COUNT関数】数値データが入力されているセルの個数を数える関数

→「数値」と「日付」を数えます。

・【COUNTA関数】空白でないセルの個数を数える関数

→数値データや文字列データなどあらゆる種類のデータが入力されているセルの個数を数えます。

【COUNTIF関数】は、こうした「個数を数える関数」の性質と

「条件を判断する関数」(【IF関数】です!)の性質とを兼ね備えた性質の関数になります。

書式は以下の通りです。

【=COUNTIF(範囲、検索条件)】

引数は2つです。

・範囲:探したいセル範囲を指定します。

→範囲は固定されるように絶対参照で指定しておきましょう。

・検索条件:検索条件は、数値、セル参照、文字列、条件式などで指定します。

→文字列や数式で指定する場合は、「ダブルクォーテーション」(””)で囲むことを忘れないようにします!

例:12月1日のスポーツクラブの男女それぞれの利用会員数を求めてみましょう。

利用表が次のように入力されています。

A列:利用時間

B列:氏名

C列:性別

D列:会員種別

4行目から15行目まで入力されています。

男性の利用人数をJ4に表示させたい場合の入力手順は以下の通りです。

①J4のセルを選択する。

➁【=COUNTIF($C$4:$C$15,”男”)】

③J4のセルに、男性の利用人数が表示されました!

→検索条件には、<比較演算子>や

<ワイルドカード(アスタリスク、クエスチョンマーク、チルダ)>を使用して指定することもできます。

例①「20以上」と指定したいときは、

演算子の「>」「=」を使って、

「”>=20″」と入力します。ダブルクォーテーションで囲むこと忘れないようにします。

例➁「山」の文字列が含まれるように指定したいときは、

ワイルドカードの一つ「アスタリスク(*)」を使って、

「”*山*”」と入力します。

→アスタリスク(*)は、半角英数で入力することを忘れないようにしましょう!

アスタリスクは3種類のワイルドカードのなかで、

最も汎用性があるそうで、次のように入力されます。

・「富士山」で始まる文字列を指定したい場合→”富士山*”

・「富士山」で終わる文字列を指定したい場合→”*富士山”

・「富士山」を含む文字列を指定したい場合→”*富士山*”

Excel応用は今のところ、関数三昧です。

頑張りましょう!

<散歩日記>