DATEDIF関数

【DATEDIF関数】は、開始日から終了日までの差を、

指定した単位(日数、月数、年数)で表示する関数です。

書式は以下の通りです。

【=DATEDIF(開始日,終了日,単位)】

引数は3つです。

・開始日:期間の初めの日付、または日付が入力されているセルを指定します。

・終了日:期間の最後の日付、または日付が入力されているセルを指定します。

・単位:表示する単位を指定します。

→「”Y”」期間内の満の年数(年に満たない端数は切り捨て)

「”M”」期間内の満の月数(月に満たない端数は切り捨て)

「”D”」期間内の日数

「”YM”」1年未満の月数(日数及び年数は考慮されません)

「”MD”」1か月未満の日数(月数及び年数は考慮されません)

「”YD”」1年未満の日数(年数は考慮されません)

【DATEDIF関数】は、[関数の挿入]ダイアログボックスでは選択できない関数のため、

直接キーボードから入力します。

また、入力する際の引数のヒントも表示されません。。。

注意して入力しましょう!

例:生年月日から年齢を計算表示してみましょう。

・開始日:生まれた日なので、「生年月日」を引数とします。

・終了日:今日現在なので、「TODAY関数」を引数とします。

・単位:年齢なので、「”Y”」を引数とします。

従業員名簿が次のように3行目からデータ入力されています。

A列:従業員名

B列:生年月日

C列に年齢を表示させてたいです。

①C3のセルを選択します。

➁【=DATEDIF(B3,TODAY(),”Y”)】と入力します。

③C3のセルに年齢が表示されました!

→生年月日がセルに入力されている場合はスムーズにいきますが、

生年月日を直接【DATEDIF関数】に入力する場合は注意が必要です。

生年月日、2010年1月1日を関数に入力する場合には、

「2010/1/1」と入力することはできません。

関数に直接「2010/1/1」を入力すると、

「/(スラッシュ)」が含まれているので、

Excelは「2010/1/1」を

「日付」と認識せずに、

「割り算」と認識してしまうのでうまくいきません。

直接入力する際は、また他の関数の力を借りることになります。。。

日付・時刻の関数は注意点が多く存在します。

がんばりましょう!

<散歩日記>

冬の田んぼ