「Excelと言えば、表計算!
表計算といえば、まずはSUM関数ですね!」
授業の冒頭に先生が放ったその一言に、
うんうんとうなづく方、首をかしげる方、反応はまちまちです。
午前のテーマは《関数の入力》
「関数」とは、あらかじめ定義されている数式のことです。
・足し算の演算記号「+(プラス)」
・引き算の演算記号「-(マイナス)」
・掛け算の演算記号「*(アスタリスク)」
・割り算の演算記号「/(スラッシュ)」
などを使って数式を入力する代わりに、
「()カッコ」内に必要な必要な「引数(ひきすう)」を指定して計算を行います。
【=関数名(引数1、引数2、引数3、・・・)】という感じです。
入力手順は
①先頭に「=(等号)」を入力します。
「ほ」のキーです。
➁関数名を入力します。
英大文字でも英小文字でもいいそうですが、
半角で入力します。
③引数を「()カッコ」でかこみ、
各引数は「,(カンマ)」で区切ります。
「(」はShiftキーを押しながら「8」のキーを押します。
「)」はShiftキーを押しながら「9」のキーを押します。
引数は「A1」など、セルの位置を表示したものを使います。
代表的な関数は、
合計を求める《SUM関数》です。
【A1+A5=】を
【=SUM(A1,A5)】と入力していきます。
まずは、手入力の方法から学習します。
①合計計算の結果を表示するセルを選択し、
まずは「=(等号)」を忘れずに入力
➁関数名である「SUM」を入力
③「(」を入力
④「A1」「,」「A5」と順番に入力
⑤最後に「)」を入力して、Enterキーを押して完了です。
次に、自動的にSUM関数が入力される方法です。
①合計計算の結果を表示させるセルを選択します。
➁《ホーム》タブをクリック
③編集グループの<オートサム>をクリックします。
④合計するセル範囲が自動で認識され、点線で囲まれます。
⑤数式バーに、
【=SUM(A1:A10)】などと表示されていることを
確認し、Enterキーを押して完了です。
「:」は、A1のセルからA10のセルまでが連続しているときに表示されます。
合計計算も例によって、他にもいろいろあるそうですが、
この二つが基本だそうです。
午後からは、平均を求める《AVEREGE関数》
手入力の方法では、
【SUM】の代わりに【AVERAGE】と入力。
自動的に入力される方法では、
<オートサム>の下向き▽をクリックし、
「平均」をクリックします。
ひとつマスターすれば、あとは応用できるのですね。
<散歩日記>
雨上がり