IF関数のネスト(入れ子)

Excel応用編の授業は、やはり関数から始まりました!

まずは【IF関数のネスト(入れ子)】からです。

【IF関数】は基本的には「真」か「偽」かの2通りの場合分けに用いますが、

【IF関数】をネスト(入れ子)にすれば、

3通りから最大64通りまで場合分けをすることができるようになります。

【IF関数】の中に【IF関数】をいれていくイメージです。

入力手順は以下の通りです。

例:塾の三教科テストの成績表で合計点に評価をつけたい場合

→「合計点」が240点以上であれば「優」

「合計点」が180点以上であれば「可」

それ以外は「不可」と文字列が表示されるように関数を入力したいです。

①評価を表示したいセルを選択し、【IF関数】を入力していきます。

→このネスト(入れ子)を使う場合は、

《数式バー》の<関数の挿入(fx)>のボタンを使用するとスムーズにいくそうです。

➁選択したセルに『=if(』と入力します。

→『(』は右側だけを入力するのです。

③<関数の挿入(fx)>ボタンを押して、「関数の引数」のダイヤログボックスを表示させます。

④「論理式」(例:D5>=240)を入力します。

⑤「真の場合」(例:”優”)を入力します。

⑥「偽の場合」に「if()」と入力します。

⑦ここで、数式バーに視線を移動させます。

⑧数式バーには、入力中の数式が以下のように表示されています。

例:『=if(D5>=240,”優”,if()』

⑨数式バーの、入力中の関数名をクリックします。

→一番後ろのif()の部分をクリックするのです。

⑩「関数の引数」のダイヤログボックスが表示されます。

⑪次の条件を入力していきます。

「論理式」(例:D5>=180)

「真の場合」(例:”可”)

「偽の場合」(例:”不可”)

⑫入力が終了したら、数式バーに

【=if(D5>=240,”優”,if(D5>=180,”可”,”不可”))】

と表示されていることを確認して、

最後に<OK>をクリックして完了です!

→関数のネスト(入れ子)を行う場合は、

途中で<OK>をクリックしないように注意します。

数式がすべて完成して、

確認を行ってからでないと、<OK>はクリックしません。

「くれぐれも途中でOKしないでくださいね~

ついついクリックしてしまう方が多いんですけどね~」と先生からのフォローが入ります。

Excelには「つい」も「うっかり」も通用しないようです。。。

気を付けます。

<わが家の白椿>