【INDEX関数】とは、
範囲内の指定した「行番号」と「列番号」が交差する位置にあるセルの値を返す関数です。
書式は以下の通りです。
《=INDEX(配列、行番号、列番号、領域番号)》
引数は4つです。
・配列:目的のデータが含まれるセル範囲を指定します。
・行番号:目的のデータが含まれる「行」を、配列の上から数えた行数で指定します。
・列番号:目的のデータが含まれる「列」を、配列の左から数えた列数で指定します。
・領域番号:配列が複数あるときには、配列の番号を指定します。
→配列が1つの場合は「1」と指定するか、省略します。
【INDEX関数】は「範囲」のなかで、
上から「行番号目」、左から「列番号目」の位置にあるデータを探してくれる関数です。
「範囲」をとる場合には、見出しを行、列ともに入れないように注意いましょう!
例:塾の個別レッスン料金表から、指定した時間、指定したタイプのレッスンを受ける場合の受講料金を取り出したいです。
料金表の見出しが、次のように入力されています。
B列:B4に1時間、B5に2時間、B6に3時間・・・と縦方向に、B10まで時間が入力されています。
3行目:C3にレッスン1、D3にレッスン2、E3にレッスン3・・・と横方向に、F3までレッスンタイプが入力されています。
料金がC4からF10まで入力されています。
料金は時間とタイプの交差する位置のセルから取得します。
料金表では、時間が引数「行番号」、レッスンタイプが引数「列番号」と対応しています。
なので、『5時間でレッスン3を受けさせたい場合』は
《=INDEX($C$4:$F$10,5,3)》と入力します!
検索の関数は【VLOOKUP関数】や【HLOOKUP関数】もあります。
「上手に使い分けてくださいね~」と先生は優しくおっしゃいますが、
その使い分けがなかなか優しくないんですよ。。。
Excelは「表計算ソフト」なんですよね。
先日受けた試験の正式名称も「コンピューターサービス技能評価試験 表計算部門3級」でした。
「表計算ソフト」の名前の通り、Excelは数式を入力して計算を行うアプリケーションソフト。
その計算や処理を簡単に実行するために、あらかじめ定義された数式が関数です。
関数のマスター具合とExcelの使い勝手は比例するのでしょう。。。
頑張りましょう!
<散歩日記>
8000歩のため、いつもの道から少し奥まで行ってみました。