PHONETIC関数

【PHONETIC関数】とは、

セルに入力されている文字列から「ふりがな」を取り出す関数です。

Excelのセルに漢字を入力すると、

変換時の読みの情報も一緒に記憶されます。

【PHONETIC関数】を使うと、

そのセルに記憶されているふりがなを取り出して表示することが可能です。

書式は以下の通りです。

【=PHONETIC(参照)】

引数は「参照」の一つだけです。

「参照」:ふりがなを取り出したい文字列が入力されたセルを指定します。

名簿作成などでよく使用される関数だそうです。

例;従業員名簿が次のように、3行目からデータ入力されています。

A列:従業員№

B列:氏名

C列に「ふりがな」を表示させたい場合は次のように入力します。

①C3のセルを選択します。

➁【=PHONETIC(B3)】と入力します。

③C3のセルにB3の氏名のふりがなが表示されました。

『この関数は、お仕事で使える関数なので、ぜひ、覚えてください!』

先生は、いつになく強い口調でアドバイスされています。

顧客名簿、会員名簿、従業員名簿などを作成する場合の基本なんでしょうね。。。

名前などでは、ふりがなが本来の読みと異なる読みで入力されている場合も多々あるそうです。

その場合、【PHONETIC関数】で取り出されるふりがなも、

本来の読みとは異なるもので表示されてしまいます。

その場合は、以下の手順でふりがなを修正する必要があります。

①《ホーム》タブを選択します。

➁<フォント>グループの

「ふりがなの表示/非表示」の下向▽をクリックします。

③(ふりがなの編集)をクリックし、ふりがなを編集します。

→また、参照するセルに設定されている「ふりがなの種類」を変更することで、

ひらがなや半角カタカナに変更して、表示させることができます。

この場合の手順は①➁まではふりがなの修正と同じです。

③(ふりがなの設定)をクリックして、

[ふりがなの設定]のダイアログボックスを出します。

④(ひらがな)、(全角カタカナ)、(半角カタカナ)の

いずれかのチェックボックスにチェックすれば変更ができます。

日頃、関数の森で迷子になっている訓練生たちからの、

『この関数いいね~』との声多数。。。

『これ、知ってたらあんなに残業しなくてよかったよ~』との声も多数。。。

ここで勉強できて本当に良かったです。

改めて感謝申し上げます!

<散歩日記>

椿の木を見つけました。