ROUND(ラウンド)関数

Excelの表で、

一つ一つの計算は合っているのに、

合計が1円合わない。。。

ということがよくありました。

大抵の場合、そういう謎の1円合わない表は、

FAXで送付されてくるので、

どういう仕組みで1円合わなくなるのかは、

謎のまま、なんだかモヤモヤしながらも、

表を計算しなおしてました。

そのモヤモヤが今週解決しました。

端数処理(端数をまるめる)する際に、

関数を使用せず、

「表示形式で四捨五入する」という方法を使うと、

1円が合わないというケースが起こります。

【小数点以下を表示せずに、整数表示】する方法は

①《ホーム》タブをクリック

➁数値グループの<小数点以下の表示桁数を減らす>をクリック

クリックするごとに、小数点以下が1桁ずつ非表示になります。

この場合、表示は整数ですが、

セルの中に格納されている元のデータは、

あくまでも、小数点以下の数値のままです。

なので、合計すると数字がずれてしまうのです。

なるほど。

このようなズレを起こさないために、

【ROUND(ラウンド)関数】を使用します。

ROUND関数とは、

数値データを指定した桁数で四捨五入する関数です。

【=ROUND(数値、桁数)】で入力します。

数値:四捨五入する値、

ここにはダイレクトに計算式や関数が入ることもあります。

桁数:四捨五入する桁数、

・小数点以下第1位を四捨五入して、

「整数表示」したいときは「0」を入力します。

・小数点以下第2位を四捨五入して、

「小数点第1位まで表示」したいときは「1」を入力します。

・小数点以下第3位を四捨五入して、

「小数点以下第2位まで表示」したいときは「2」を入力します。

また、

・1の位を四捨五入して、

「10の位表示」したいときは「-1」を入力します。

・10の位を四捨五入して、、

「100の位表示」したいときは、「-2」を入力します。

<表示形式での四捨五入>と

<ROUND関数>での四捨五入の違いが理解できて、

また一つスッキリしました!

「四捨五入」ではなく、

「切り上げ」を使用したい場合は

【=ROUNDOUP(数値、桁数)】とし、

「切り捨て」を使用したい場合は

【=ROUNDDOWN(数値、桁数)】とします。

例えば、A5のセルに入力されている「87.58」を

「87」としたいときは、

【=ROUNDDOWN(A5,0】と入力すれば、

「87」となります!

この(A5)のところに、他の関数を入力することもできます。

便利ですね!

今日は、Word検定2級でした。。。

全然、時間がたりませんでした。

結果は一か月後だそうです。

結果が出るころに、

Excel検定3級があります。

週末、少しやすんで、また、頑張りましょう。

<散歩日記>

最近は、あっという間に日が暮れます。